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気ままに綴る日々

日常にまさる、映画はない。

ここ数日、
おばあちゃん家がある
宮崎にいる。

宮崎の空気と光は、
柔らかくて、
「穏やか」という言葉が
とてもぴったりな場所。

これまた、
方言も柔らか。
あっ、宮崎にきたな〜って
ほんわかした気持ちになる。

ここで生まれ育ったら、
私、宮崎大好きだっただろうなって、
来るたびに毎回そう思う。

今回は、特に
観光もせず、
おばあちゃんの家にいる。

その日常が
なんだか映画のワンシーンのよう。

島にいる時も時々思う。
これ、映画みたいだな。って。

でも、今日、
そうか。と、思った。

映画がすごいんじゃなくて、
日常のほうがすごいんだって。

あるわけもない、台本。
あるわけもない、キャスティング。

偶然なのか、
必然なのか、
そこにいる人と人。

その人と人が、
織りなす会話。

それらが交わされる、
今、という時間。

なにか、その瞬間に
特別なものを感じて、
私は、
映画みたい、と比喩したのだと。

文章にもならない、
映像にもならない、
一人一人の日常が
とても、尊く感じた。

一瞬に込めらる、
とても深い時間。

一瞬は、早さを表現した言葉だけれど、
一瞬には、時の幅も、
きっと、ある、と。

瞳と瞳が重なる瞬間に、
そう感じた。

そんなことを
感じれた、
今日がとても
ありがたいと思う。

日常にまさる、
映画はない。

きっと、そうなんだと思う。

変更済み

▲おばあちゃん、おじいちゃん、母。
おばあちゃんのお見舞いにきた、
おばあちゃんの妹夫婦。

IMG_5666

▲おばあちゃんの家に咲いてたダリア。
妹が生まれた年に植えた球根が
根付いて毎年花をさかせるんだとか。

花瓶に飾って、おばあちゃんに持って行ったら、
「よか、孫か〜」って言ってもらえて、嬉しかった。


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