
食べ物。
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毎日のように私たちは食べ物を食べる。
でも、私たちは、
おもしろいほど、
その食べ物を作ってくれた人を知らない。
誰一人と言っていいほど。
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ちょっと前、
一緒に住んでる好子さんのお誘いで、
JAの部会の集まりに行ってきた。
一年間、お疲れさま~ということで、
グランドゴルフ→BBQの予定だったようだけど、
雨ふっちゃったので最初から、BBQ。
ヤギ汁も振る舞われた。
(私は、伊是名に来てからやぎ汁が食べられるようになった♪)
今回の参加者は40人近く。
かぼちゃ、タマネギ、ゴーヤ、
などなどお野菜を作ってる皆さん。
近くのおじちゃんたちとお話した。
考えれば、これまで私、
農家の人と直接、お話なんてしたことってあんまりなかったな。と。
(特に農業のお話じゃなかったんだけどw)
ざっと見渡した限り、
8割以上が50歳以上。
若い人の顔は、ちらほら。
よく、言うじゃん。
農業従事者の大半は高齢者だと。
それを、実感したよ。
と、そこでふと浮かぶ疑問。
あと、数年後の伊是名の農業って
どうなるんだろう。
と、そこでふと浮かぶ疑問。
そうなると、日本の食卓って
どうなるんだろう。
ねぇ、私たちはどうやって生きていくの?
と。
”農業”と聞くと、
どこか遠い世界の話のように感じてたけど、
この島に来て、
農業という分野に少しづつ関心を抱くようになった。
「農家も大変なのね。」
じゃ、私たちの食卓は、
いずれ、栄養ドリンクだけになる。
ちょっと前の人たちは、
自分たちで食べる食べ物を
自分たちで作ってた。
でも、加速する資本主義社会の中で
生産者と消費者という言葉が生まれ、
食べ物を育てることを忘れた私たち。
何が、文明なんだろうか。
と、現状を嘆くよりも
何かを変える小さなステップが
大事なんだろうね。
なにか、私にもできないかな。
を、本当に形にするにはなにができるかな。
小さいけど、家庭菜園はやろう。
でも、ばかみたいだけど
最初のステップは、
食べ物は、誰かが作ってくれている。
食べ物は、自分でも作れる。
そんなあたりまえのことに
まずは気づくことなのかも。
そして、こうやって、
生産者の人に出会えること、繋がることも
とても大切なことなんだろうな。
と、こんなことを考えたのも、
JAの部会の集まりに行く前日に、
偶然、この動画を見たから。
お時間がある方は見てみて下さい。
きっと、何か考えさせられるはずです。
東北たべる通信
編集長 高橋博之
TED
https://www.youtube.com/watch?v=s-iBTD67bgM
東北たべる通信って?という方は、こちらを
http://taberu.me/tohoku/
と、とりとめもなくなりましたが
書いておきたかったから。おわりです。